サノフィ資材請求の手順と会員登録を徹底解説

医療従事者がサノフィの患者向け資材やパンフレットを請求するには、どのような手順が必要なのでしょうか?

サノフィの資材請求を医療従事者が徹底活用するための完全ガイド

MRが来ないと資材がもらえないと思っていると、あなたは毎月何十冊もの患者指導資材を無駄に取り逃がしています。


この記事でわかること
📋
サノフィ資材請求の基本

サノフィ e-MR(現:Sanofi Campus)への会員登録方法と、資材オーダー(サノフィ便)を使った資材請求の流れを解説します。

🖥️
オンラインで完結する注文手順

MRを経由せずにWebサイト上で直接資材を請求できます。患者向け冊子から製品パンフレットまで、幅広い資材が対象です。

⚠️
新サイトへの移行に注意

サノフィ e-MRは2025年12月〜2026年3月にかけて「Sanofi Campus」へ順次移行中です。新サイトの登録方法と注意点を確認しましょう。


サノフィ資材請求の概要と「資材オーダー(サノフィ便)」の仕組み



サノフィ株式会社は、フランスに本社を置く世界有数の製企業で、日本では糖尿病・アレルギー・オンコロジー・希少疾患・ワクチンなど多岐にわたる疾患領域の医薬品を提供しています。医療機関で使われる患者指導資材やパンフレットを請求する仕組みが「資材オーダー(サノフィ便)」です。


この仕組みは、かつてMR(医薬情報担当者)が持参するのが一般的でした。しかし現在は、医療関係者向けWebサイト「サノフィ e-MR」(2026年3月移行完了予定の「Sanofi Campus」を含む)にログインすることで、24時間いつでもオンライン上から直接注文できます。MRの訪問を待つ必要はありません。


資材の種類は大きく2つに分かれています。



  • 患者向け資材:服薬指導冊子、自己注射手技の説明資材、日常生活の注意事項リーフレット、疾患啓発用小冊子など。日頃の患者説明や服薬アドヒアランス向上に活用できます。

  • 医療従事者向け資材(製品パンフレット等):以前は患者向けのみが対象でしたが、現在は製品の添付文書補助資料や製品パンフレットまで請求範囲が拡大しています。


製品ラインナップも幅広く、デュピクセント(アトピー性皮膚炎・喘息・COPD等)、ランタス・アピドラ(インスリン製剤)、ベイフォータス(RSウイルス予防)、サークリサ(多発性骨髄腫)、各種ワクチンなど、50を超える製品の資材が対象となっています。つまり、複数の診療科や専門領域にまたがる資材を一度のログインでまとめて請求できる点が大きな利点です。


製品パンフレットも請求できるということですね。


参考:サノフィ e-MR 会員登録のご案内・資材オーダーについて
https://www.e-mr.sanofi.co.jp/merit


サノフィ資材請求に必要な会員登録の手順と対象者

サノフィの資材請求を行うには、まず「サノフィ e-MR」または移行先の「Sanofi Campus」への会員登録が必要です。対象者は、日本国内の医療機関・医療提供施設等に勤務する医療関係者に限定されており、具体的には医師・歯科医師・薬剤師・看護師・その他コメディカルスタッフが含まれます。一般の方や国外の医療関係者は利用できません。


登録の流れは以下のとおりです。



  • 🔵 STEP 1(仮登録):サイト上の登録フォームに氏名・所属医療機関・資格・メールアドレスなどの必要事項を入力して送信します。画面の案内に従って進めれば、仮登録は数分で完了します。

  • 📧 STEP 2(本登録):入力したメールアドレスに「確認メール」が届くので、メール内のリンクをクリックして本登録を完了します。


登録方法には「今すぐ閲覧を希望」と「簡易登録」の2種類があります。「今すぐ閲覧を希望」を選ぶと、入力内容に不備がない場合は即日で会員登録が完了し、その日のうちに資材の注文が可能になります。一方「簡易登録」では、入力情報をもとにサノフィ e-MR事務局が詳細情報を補足して登録を完了する形式で、最大7営業日程度かかります。急いで資材が必要な場合は「今すぐ閲覧を希望」を選ぶのが原則です。


登録完了後はメールアドレスとパスワードでログインできます。ログイン後に「資材オーダー(サノフィ便)」のメニューから注文画面に進み、製品ごとの資材一覧から必要なものを選んで数量を指定するだけです。注文後には注文内容の概要がメールで届くので、確認もスムーズに行えます。


なお、確認メールが届かない場合は迷惑メールフォルダを確認することが重要です。見落としてそのままにしておくと、登録が完了せず資材請求ができないケースがあります。これは基本ですが、意外と多い落とし穴です。


即日登録可能なら問題ありません。


参考:サノフィ e-MR 会員登録の方法について
https://www.e-mr.sanofi.co.jp/registration


サノフィ資材請求で活用できる資材の種類と診療現場での使い方

サノフィの資材は、診療現場における患者指導の質を大きく左右する実践的なツールです。患者さんが薬の使い方や副作用への対処方法を正しく理解していないと、アドヒアランスの低下や有害事象の対処の遅れにつながるリスクがあります。こうした場面で資材を積極的に活用することが、医療の質向上につながります。


たとえば、デュピクセント(dupilumab)の資材ラインナップは非常に充実しています。アトピー性皮膚炎・気管支喘息・COPD・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)・結節性痒疹・水疱性類天疱瘡など、複数の適応症に対応した患者向け説明冊子が用意されており、各疾患の特性に合わせて使い分けることが可能です。自己注射を行う患者さん向けには、注射手技の手順を図解したリーフレットも請求できます。


インスリン製剤(ランタス・ランタスXR・アピドラ等)では、血糖自己測定や注射手技の指導資材が充実しています。インスリン療法を新規に開始する患者さんへの説明は時間がかかることが多く、こうした資材を患者さんに持ち帰ってもらうことで、外来での説明時間を短縮しつつ理解度を高める効果が期待できます。


ワクチン領域では、ベイフォータス(ニルセビマブ、RSウイルス予防のモノクローナル抗体製剤)向けの保護者向け冊子があります。RSウイルスに関する正しい知識を保護者に伝えるための資材として、小児科や産婦人科での活用が進んでいます。


これは使えそうです。


希少疾患領域(ライソゾーム病・血友病等)の資材も充実しており、ゼンフォザイム・マイオザイム・セレザイム・イロクテイト・オルプロリクスなど、専門性の高い製品にも対応しています。日常臨床で頻繁に処方する製品だけでなく、専門外来や入院管理で使う薬剤の資材も一元的に請求できる点は、病院の医療チームにとっても大きなメリットといえます。


参考:サノフィ株式会社 患者さんへのサポートページ
https://www.sanofi.co.jp/ja/your-health/patient-support


サノフィ資材請求時に見落としがちな注意点と新サイト移行への対応

2025年12月から2026年3月にかけて、サノフィ e-MRは「Sanofi Campus(サノフィ キャンパス)」へ順次移行しています。これは単なるリニューアルではなく、新サイトへの完全移行です。新サイトでは、より見やすいデザインへの刷新に加え、情報の検索性・利便性が大幅に向上しています。


移行期間中に注意が必要なのは、資材請求のURLが変わる点です。旧URLである「www.e-mr.sanofi.co.jp/leaflet」から資材オーダーにアクセスしていた場合、ブックマーク(お気に入り登録)のリンクが古いまま残っていると、スムーズにアクセスできなくなる可能性があります。新サイトのアドレスは「pro.campus.sanofi/jp」を起点としており、移行後はこちらからアクセスするのが正しいルートです。


ログインID・パスワードの扱いにも注意が必要です。旧サイトで使用していたID・パスワードが新サイトでもそのまま使用できるかは、移行のタイミングやアカウントの状態によって異なる場合があります。ログインできなくなった場合は、サノフィのくすり相談室(0120-109-905、受付時間:月〜金 9:00〜17:00)またはサイトのお問い合わせフォームから問い合わせるのが確実です。


もう一点、見落とされやすいのが資材の在庫状況です。人気の高い患者向け冊子は在庫に限りがある場合があり、一定数以上の注文を一度にまとめることで効率よく請求できます。特に外来患者数が多い施設では、月初めにまとめて必要数を確認し、計画的に請求することで資材不足を防ぐことができます。


注文後にメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを必ず確認してください。サノフィからの通知メールが自動的に迷惑フォルダに振り分けられてしまうケースが報告されています。初回登録時だけでなく、注文確認メールも同様のトラブルが起きることがあるため、受信設定のホワイトリストにサノフィのドメインを追加しておくことをお勧めします。


参考:サノフィ e-MRからSanofi Campusへの移行について
https://www.e-mr.sanofi.co.jp/


MR訪問に頼らず資材請求を効率化する独自の活用術

多くの医療従事者がまだ気づいていない活用法として、「資材請求を定期業務に組み込む」という視点があります。資材の補充を「MRが来たら頼む」という受動的なスタイルに依存していると、特定の資材が手元に残り少なくなっても補充のタイミングが読めず、必要な場面で患者さんに渡せない事態が生じます。


具体的な対策として、月1回程度のペースで担当スタッフがサノフィ e-MR(または Sanofi Campus)にログインし、在庫状況を確認しながらまとめて注文する「定期発注サイクル」を作ることが効果的です。この方法であれば、MRの訪問頻度に関係なく安定して資材を確保できます。クリニックや診療所規模の施設であっても、医事スタッフや看護師が会員登録を行い、オンラインで注文を完結させることが可能です。


また、サノフィ e-MRの会員特典として「WEBカンファレンス視聴」機能があります。医師・薬剤師・看護師の方を対象に、サノフィが主催するすべてのWEBカンファレンスが視聴でき、最新の臨床情報や治療アップデートをリアルタイムで確認できます。資材請求のついでにこうしたコンテンツも活用することで、日常診療のアップデートにも役立てることができます。


さらに、資材請求が「患者指導の標準化」にもつながります。複数のスタッフが同じ資材を使うことで、患者さんへの説明内容が統一され、診療の質の均一化に貢献します。日常業務が忙しいほど、こうした標準化ツールの価値は高まります。


つまり、資材請求は患者ケアの質にも直結します。


なお、製品に関する医学的な質問や副作用の報告については、資材請求とは別の窓口(くすり相談室:0120-109-905、受付:月〜金 9:00〜17:00)を利用することをお勧めします。資材の注文とは別のチャネルになるため、混同しないようにするのが肝心です。


参考:サノフィ お問い合わせメニューページ
https://www.e-mr.sanofi.co.jp/inquiry


サノフィ資材請求でよくある疑問とトラブルシューティング

実際に資材請求を試みる医療従事者から寄せられる疑問は、大きく分けて「登録・ログイン関連」「注文・配送関連」「対象資材の確認」の3つに集約されます。


Q:すでに登録済みだが、ログインできない

パスワードの忘れは、ログイン画面の「パスワードを再設定する」から対応できます。登録済みのメールアドレスを入力すると再設定用メールが届く仕組みです。それでも解決しない場合は、サイトに関するお問い合わせフォーム(www.e-mr.sanofi.co.jp/inquiry_form)から問い合わせることができます。


Q:どの職種が会員登録できるか

医師・歯科医師・薬剤師・看護師など、日本の医療資格を保有し、日本国内の医療機関・医療提供施設等に所属して医療行為に携わっていることが確認できる方が対象です。登録時に職種・勤務先・資格などの情報を入力するため、事前に手元に準備しておくとスムーズに進みます。


Q:注文した資材はいつ届くか

配送時期は注文のタイミングや在庫状況によって異なりますが、一般的に数営業日以内に届くことが多いとされています。到着を確認する方法としては、注文完了メールを手元に保存しておき、目安の日数が過ぎても届かない場合はサノフィのくすり相談室(0120-109-905)へ連絡するのが確実です。


Q:資材は1部だけでも注文できるか

最小注文数量は資材の種類によって異なります。患者向け冊子は1部単位で請求できるものもありますが、一定の最小ロット(例:5部・10部単位など)が設定されている資材も存在します。注文画面で各資材の最小発注単位を確認してから注文するのがスムーズです。


Q:製品パンフレット(医療従事者向け資材)も請求できるか

以前は患者向け資材のみが対象でしたが、現在は製品パンフレットなどの医療従事者向け資材も「資材オーダー(サノフィ便)」から請求できるよう拡充されています。これは知っていると得する情報です。


製品パンフレットも請求できることは意外ですね。


Q:請求できる資材を事前に一覧で確認したいが

サイトにログイン後、「資材オーダー(サノフィ便)」のメニューから製品別・種類別に資材の一覧を確認できます。ログインしないと詳細が見られないため、まず会員登録を完了させることが第一ステップです。


万が一トラブルが解決しない場合は、サノフィのくすり相談室(0120-109-905、月〜金 9:00〜17:00)への電話が最も確実な窓口です。応対の品質向上のため通話は録音されているとのことですが、問い合わせを躊躇う必要はありません。困ったときは遠慮なく利用することが大切です。


まずは会員登録から始めるだけで大丈夫です。


参考:サノフィ 新規会員のご登録フォーム
https://www.e-mr.sanofi.co.jp/member_form









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